炭酸ガスレーザー
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炭酸ガスレーザーとは
炭酸ガスレーザーは細胞の水分に反応する波長を持つレーザーで老人性イボ、ほくろの除去に用いられます。
当院ではウルトラパルス炭酸ガスレーザーを採用しています。従来のスーパーパルス炭酸ガスレーザーと比較し、周囲の皮膚に与える熱ダメージが少ないため、治療後の仕上がりが美しいのが特徴です。
治療の流れ
- イボ、ほくろの状態を診察させていただき、照射部位を決定します。
- 注射もしくはテープで麻酔を行います。
- 数が多い場合は、順々に照射していきます。治療時間は5~10分ほどです。
- 軟膏+ばんそうこう処置をご自宅で行っていただきます。ほくろの大きさにもよりますが10~14日程度です。
- 傷が治った後は、一時的に赤みを生じます。その後、色素沈着となりますが3~6か月程度で徐々に抜けていきます。
Q&A
Q)痛みはありませんか?
A)テープの麻酔剤を用いることで、軽い痛みで行うことができます。隆起したほくろを除去する場合には、注射の麻酔を行うこともあります。
Q)施術後にはどのような処置が必要ですか?
A)ほくろを除去した部分はジュクジュクとした生傷の状態になっています。傷がふさがる過程で乾燥させてしまうと綺麗に治らないことがあるため、傷がふさがるまでは湿潤環境を保つことが大切です。軟膏+ばんそうこう処置を毎日しっかり行うか、創傷被覆材で密封しておく必要があります。
Q)施術後に洗顔はできますか?
A)当日から石鹸・洗顔料を使って洗顔していただいて構いません。ほくろを除去した部分はしばらく窪んだ状態となるため、洗顔料などが残らないようにしっかりすすいでください。
Q)施術後にメイクはできますか?
A)ほくろを除去した部分はジュクジュクとした生傷の状態になっています。傷がふさがるまでは、傷の部分へのお化粧は避けてください。テープの上からであれば問題ありません。
※新型コロナウイルス感染対策として治療するサイズを直径5mmまでに制限させていただきます。