帯状疱疹ワクチン
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帯状疱疹ワクチンとは
帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが原因となる、中年以降の方に多い病気です。症状が重いと入院治療が必要となることがあり、神経痛が長期間残ることもあります。
これまで帯状疱疹を予防する方法はありませんでしたが、2016年5月に厚生労働省より「50歳以上の方に対する帯状疱疹の予防」を目的としたワクチン接種が承認されました。
このワクチンは日本で開発され、お子様の水疱瘡予防に用いられてきたワクチンですので安全性はお墨付きと言えます。
期待される効果
- 帯状疱疹の発症率が5割以下となります。
- もし発症しても症状が軽く済みます。
- 帯状疱疹の後に長引く神経痛の発症率は4割以下となります。
ご注意
- 発熱している方は接種できません。
- 免疫機能が低下するご病気の方や、免疫抑制作用を持つ薬剤を内服・注射している方は接種できません。